名古屋高速道路を安全に走るには
安全運転に心掛ける
①「制限速度を守る」
制限速度を守り、車の流れに乗った安定した速度で走りましょう。
②「十分な車間距離をとる」
高速道路では、漫然運転やわき見運転による追突事故が多く発生しています。このような事故を防ぐため、前車が急ブレーキをかけても、追突しないだけの十分な車間距離をとって運転しましょう。
③「無理な割り込みをしない」
車線変更の際には、後続車の動静を確認の上、支障がなければ車線に入ってください。無理な車線変更は、後続車が急ブレーキを踏んだり、減速したりして追突事故を起こす危険がありますから、十分注意しましょう。
④「わき見運転をしない」
わき見運転している間に、次のようにかなりの距離を車は進みます。
・時速80kmで1秒間に約22m走行
・時速60kmで1秒間に約17m走行
わき見運転により交通状況の変化(渋滞等)に対応できず、重大な事故につながることも多いので、絶対にやめましょう。
全席シートベルトを着用
運転者、助手席同乗者に加え、後部座席も同乗者のシートベルト着用が義務づけられています。車に乗車するときは、全席必ずシートベルトを着用しましょう。
飲酒運転は絶対しない
飲酒することで、理性がマヒし、考えたり判断する機能を弱めるため、衝突時の速度が速くなり、結果、死亡事故や重傷事故など重大事故の可能性が高まります。
「飲んだら乗らない。乗るなら飲まない、すすめない。」という習慣を身につけましょう。
名古屋高速道路の特徴を踏まえて運転することを心掛ける
①「カーブの走行に注意する」
- ・カーブの手前で十分スピードを落とす。
- ・カーブ内では、できる限りブレーキをかけない。
- ・カーブ内では、追越しはしない。
- ・カーブ内では、一定のスピードで走る。
②「渋滞末尾の追突に注意する」
交通集中、事故などにより渋滞が発生することがあります。この場合、追突事故に注意して下さい。また、ハザードランプを点けて後続車両に渋滞であることを知らせて下さい。
③「制限速度に注意する」
名古屋高速道路は、東名高速道路や名神高速道路と異なり、一宮線及び小牧線の一部で80km/h、その他の路線等で60km/h(本線の一部カーブ区間及び東山線の半地下、トンネル部分は50km/h)となっています。走行の際は、規制標識に注意し、安全速度で走行してください。
④「ETCレーンの走行に注意する」
- ・車載器にETCカードを確実に挿入しましょう。
- ・時速20km/h以下で料金所レーンに進入しましょう。
- ・開閉バーが開いたことを確認してから通行しましょう。
- ・十分な車間距離を確保し、前車の急停車に注意しましょう。(ETC車ではない車両が誤進入することがあります)
- ・通過後は他車との合流に注意しましょう。
出発前の車点検
車と積荷の点検は、出発前に済ませておきましょう。特に、次の点検・整備は入念に行いましょう。
一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)のホームページでもマイカー点検についてご紹介しています、こちらもご一読ください。
点検箇所 | 点検内容 |
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燃料装置 | 燃料の量は十分か |
ラジエータなどの冷却装置 | 水量が不足していないか、水漏れはないか |
潤滑装置 | エンジンオイル、ブレーキオイルの量は十分か |
ファンベルト | ファンベルトの張り具合は適切か、損傷はないか |
タイヤ | 溝の深さに不足はないか、空気圧は適正か |
積荷 | ロープ・幌などでしっかり固定されているか |