名古屋高速はどうやってできたの?
名古屋高速ってどうやってできたのかな?
その歴史を見てみよう!
~1971年
道路の混雑をなんとかしたい
1960年くらいからどんどんクルマが増えてきて、名古屋の道路も混雑するようになりました。そこで、名古屋の道路をスムーズに走れるようにするために、名古屋高速をつくることにしたのです。
道路が混雑すると、人とものの流れが悪くなって、経済にも大きな影響を与えるんだ。
1972年
さあ、名古屋高速をつくろう
今から50年くらい前に名古屋高速の建設がはじまりました。でも、そのころ、クルマによる環境への影響が大きな社会問題になっていて、思うように工事が進みませんでした。
名古屋高速をつくっている様子だよ。
この柱の上に道路ができるんだ。
1979年
名古屋ではじめての都市高速が完成
さまざまな問題にぶつかりながらも、多くの人たちの理解と協力を得て、名古屋高速の工事は進んでいきました。そして、建設がはじまってから7年半後、高辻󠄀〜大高間10.9kmが開通しました。
開通式の様子だよ。
高辻〜大高間が開通。
1996年
名古屋高速初のトンネル建設がスタート
今から30年くらい前に、名古屋高速ではじめてのトンネル「東山トンネル」の建設がはじまりました。みんなが安全に走れるよう、設計や設備にいろいろな工夫をして、2003年に開通しました。
厚いコンクリートでおおわれたアーチ型のつくりで、大地震にもびくともしない!
地図の赤い部分が東山トンネル。東山公園の下を通っているよ。
2013年
全線開通でもっと便利に快適に
その後、新しい道路がつぎつぎにできて、2013年に81.2kmの名古屋高速全線が開通しました。名古屋の人たちのスムーズな移動はもちろん、地域の発展にも大きく貢献しています。
名古屋高速は、これからもみんなのためになる道路サービスを提供していくよ。
名古屋高速全線が開通。